漫画
ファミコン

人間交差点 第003話 『教官の雨』

主人公:野崎洋平(少年院教官)

菊島あけみ(院生)

第3話目にしていきなり、人間交差点ファンの間では1~2を争うほど印象深い名作と言われている回です。

ーあらすじー

あけみは、幼い頃に父親を亡くし、その後はキャバレー勤めの母親と二人で暮らしていた。
数年後、あけみの母親がある男性と再婚することとなったのだが、こともあろうに、あけみはその男から乱暴されてしまった。
母親想いだったあけみは、そのことで母親を悲しませるのが嫌で、中学生の時に家出をしてしまった。
当然、未成年の家出娘を雇ってくれるような”まっとうな”職は無く、売春などをして生活をしていた。
そして、家出から二年後、ついにあけみは少年課の刑事に保護されてしまった。

少年院の中で、あけみは反抗的な態度をとり続けた。
根本的には頭がよく、冷静で、明るい娘だったあけみ。
それがなぜこうも反抗的なのか?

あけみの悲しい過去を知った野崎教官は、あけみを更正させるべく、文字通り体を張った説得・指導を続け、ついにあけみは更正したのである。

あけみは出所後、定期的に手紙を寄越していたが、ある日を境にパッタリと音信が途絶えた。

心配になった野崎教官は、あけみからの最後の手紙に記された住所を頼りに近況を伺いに出かける。


感想

まさに名作回。

この話はドラマにもアニメにもなっているので、「人間交差点」とは知らなくてもTV等で見たことがある人もいるかも知れません。

とにかく「これが人間交差点だ」という大テーゼを感じさせてくれる話です。

後半、ご都合主義的な描写が多く、突っ込みを入れたくもなるのですが、ラストシーンで綺麗に洗い流されます。
そのご都合主義的な場面については、作中で主人公自らが「話が出来すぎている…!」と憤慨しているコマがあるので、矢島先生も重々承知の上でのことだったのでしょう。

 

2018/06/03 18:24:52更新
コメント(0)

おなまえ: